横井 信のお気に入りの歌一覧
灰色猫
太陽を神と崇めし古の瞳を想い来光を待つ
10
もっと見る
灰色猫
初日の出見に行きたいが吹雪おりはしゃぐ子を見つ雪を掻きおり
10
もっと見る
灰色猫
来年も皆さまどうぞ変わりなくつつがなき日が訪れますよう
8
もっと見る
ひげじぃ
なにひとつ善きこともなき一年を掃き浄めたき師走かな
13
もっと見る
ななかまど
長旅の翼に山のおろし吹き労わるように鴨のつがいは
9
もっと見る
萱斎院
きみまつとひまより漏れしさゆる月 とはず語りの風の音かな
6
もっと見る
荒野のペンギン
独り居る 部屋で時々 涙する 理由は吾にも わからぬけれど
7
もっと見る
うすべに
窓ガラス 天狼星のまたたきに風の強さを知る夕間暮れ
8
もっと見る
武蔵野
年越しの お蕎麦を茹でて 食べました あわてんぼうの 感謝を込めて
8
もっと見る
滝川昌之
はがされて障子枠だけ裸ん坊 暮れの陽浴びて恥ずかしそうに
16
もっと見る
里香
焦がるれど かわく心の もどかしさ おもい積もれば 喉は詰まりぬ
9
もっと見る
トウジさん
晦は露の明かりも求えや新し月に願う年の瀬
6
もっと見る
へし切
冬ごもり 春へを恋ひて草も木も ふふみあり待て いつか花咲く
16
もっと見る
橘
祖母の味伝えたがるも生聞きで不肖の孫は下手な歌詠む
13
もっと見る
松見草
散りもせで 再びの春 まつみぐさ 色濃き袖に とどめても見よ
16
もっと見る
KEN
しぐれ降り 枯れ野は斑雪 狐らも 逼きて嫁入る 年の瀬の晝
11
もっと見る
葛城
松飾り使い残しの材料も今日床の間に活けられており
15
もっと見る
舞
枯れ果てた泪いささか滲みくる傷へと沁みる酒の苦さよ
12
もっと見る
名鈴
枝の梅は つぼめど君が 濃き衣は 薫りを加へ 正月を待つ
21
もっと見る
ひげじぃ
陽だまりを日時計のごと追い転げ晦日の暮れはゆるゆると往く
14
もっと見る
[1]
<<
691
|
692
|
693
|
694
|
695
|
696
|
697
|
698
|
699
|
700
|
701
>>
[2059]