ななかまどのお気に入りの歌一覧
うすべに
石段をのぼる鈴の音秋の空 若い遍路のはなやぎひびく
5
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横井 信
枯れ草の乾いた秋の柔らかな朝陽に踊る鳥の歌声
12
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河のほとり
富士の嶺の白きを見れば荒磯の波も雪かとまがへつるかな
10
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灰色猫
ごく弱火ごくごく弱火で君だってマグマの熱で炒められてる
9
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灰色猫
心から愛してくれた温もりは笑顔は消去できないんだな
10
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灰色猫
筋書は復讐だったはずなのに森へと消える恋になるとは
7
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灰色猫
宇宙から青い地球を見た人が大地を生きる農夫を生きる
9
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灰色猫
お互いに互いの安否を気づかって寄り添う木々が焼き捨てられる
14
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茂作
作りごとなれども哀し山の奧 靜まり建てるおしんの生家
12
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舞
朝焼けのうす紅色のむら雲のかなたに白き冬の三日月
10
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名鈴
一日経ば 三年も待てる 心地して 忽ちに来る 千五百秋かな
20
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葛城
人間の留守を狙って入り込み我が物顔に臭気をばらまく
14
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桃山
自分なり楽しみながら行くはずの目前の道閉ざされてあり
9
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ひげじぃ
温泉の湯気に吐息はまぎれこみ露天のぼりつ星々に消ゆ
12
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トウジさん
方丈に足らぬ一郭吾が領分酒杯重ねて歌を詠みなん
7
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朝比奈
静謐の森に響きし単音を求めて見入る野鳥の営み
12
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へし切
さざんかの花咲き初めて 生垣の色も華やぐ 冬近し頃
18
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恣翁
房裂けば酸き香ひろがり 口腔に果汁蔌々 先づ歯に流る
10
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朝比奈
いたずらに人を謗るは己が身を撃つにも似たり心するべき
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ながさき
国民の 代表として 自覚ある 英知の人は いづこにおわす
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