詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
花吹雪甲羅に乘せる池の龜置物のごとぢつと動かず
7
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詠み人知らず
老いの坂誤嚥の咳が多い日は強がり言っても憂鬱は憂鬱
12
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秋日好
左岸より仰ぐ鐘楼薔薇窓のシテ島景色は夢と崩れて
27
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夕夏
じゅしんりょうめーるいがいのこうしんのふようのでーたりょうきんとられ
6
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青き銀椀
夕映へる川に降りけるひとひらの花をひとつの心して見ゆ
14
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KEN
きのふより すずろに細く 風渡る 花降る朝の ひよどりの聲
17
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千映
令和の文字掌に書く人差しの指太い母 苦労の過去が
10
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横井 信
足元で小さく舞ったタンポポの綿毛を追って夏へと向かう
21
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まぽりん
世の愛づる花に負けじと天霧らひ風に競へる春の淡雪
25
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夢士
葉桜となりて愛でらる老木よまた来る春を忘すること無し
18
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灰色猫
菜の花が君の吐息で揺れている春風よりも甘い香りで
22
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青き銀椀
夕空に見る月光は淡雪を集めて白く満ちゆくなれり
14
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滝川昌之
竹は葉を枯らして養分 子に与え そんな親なら真っ直ぐ育つ
21
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詠み人知らず
晩春の陽気に誘われ薔薇の若葉くれないに萌え庭のはなやぎ
11
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煩悩
有人潜水調査船しんかい6500が発見する新種は食えるのだろうか
7
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KEN
やはらかに さくらに觸れる 雨の如 指が慾しきと 思ふ夜半かな
14
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青き銀椀
散りゆける花の美しくてあると思ふ軒先にはや花水木見つ
8
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秋日好
秋に向け踏み影伸びる淋しさに共に歩めばこれ好日と
13
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千映
玉ねぎの酢漬け毎日食すたび血液サラサラ言い聞かす吾に
8
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夢士
風に舞ふ出湯の里の春の雪木洩れ日差して湯煙のなか
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