夢士のお気に入りの歌一覧
名鈴
読み友と 言ひ語らふは いと楽し 苞に甘き菓子 持ちて訪ひたし
11
もっと見る
名鈴
人のみに 心有りとは 驕りなり 数ならぬものも 確と兆し持つ
43
もっと見る
只野ハル
寒い日は炬燵でぬくぬくぼんやりとしているうちに日が暮れてゆく
5
もっと見る
只野ハル
大胆な内容の高校生の詠んだ歌同じ気分がまだ残ってる
10
もっと見る
滝川昌之
破魔矢織る か細き巫女の白指と凛と小袖を括る襷と
17
もっと見る
ななかまど
冬の陽に毛をつくろいて師走ねこ身の箍はずす昼餉のあとは
7
もっと見る
林林
誰ぞ来たる?端に避けつつ振り向けば街灯がわが影を揺らせり
15
もっと見る
林林
君からの文に心が沸き立ちて言葉が追いつかなくて幾年
15
もっと見る
KEN
まがつみと 悔いと落ち葉を かき亂し 山犬の群れ 月影を噛む
10
もっと見る
舞
いつ頃か母の歌いし子守唄吾も呟く酔いの寝る間に
6
もっと見る
只野ハル
エアコンとスマホの同じ声が言う同じおはよう今日もまた同じ
6
もっと見る
灰色猫
眠りという小さな駅に停車する静かな夜の銀河鉄道
15
もっと見る
名鈴
君に恋ふ 思ひも言わで 身を尽くす 鳴かずに燃ゆる 蛍のごとく
19
もっと見る
ななかまど
一日に一首詠まんと言の葉を空に探せば師走の小雪
14
もっと見る
片井俊二
銀杏の木のひと葉ひと葉を訪れる色づく秋と散りゆく冬が
9
もっと見る
芳立
母と子が歩みしゆけばわれもまた銀杏黄葉の散り敷く道を
3
もっと見る
横井 信
沈みゆく冬日を胸に受けとめて暮れゆく町にひろがるチャイム
13
もっと見る
横井 信
すれ違う時間にそっと潰されて歪んでしまうこころの扉
13
もっと見る
蔓葵
天の河秋の逢ふ瀬の外なれば氷りてわたる冬の夜の月
13
もっと見る
KEN
耐へぬきて 陽を待つ魂の 強さかな 野も狹の霜を 渡る百舌鳥の音
11
もっと見る
[1]
<<
47
|
48
|
49
|
50
|
51
|
52
|
53
|
54
|
55
|
56
|
57
>>
[1488]