詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
永草御行
土になるのを樂しみといふ君の變じた土に百合は咲きたり
12
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白井浮雲
悪意から出たものだとは思わぬが心に刺さる言の葉の棘
10
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浅草大将
妹が目もこれを限りとみわの崎さのの渡りの露のきぬぎぬ
3
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舞
月のふね そらの海ゆく あなたへと 星の波の間 みをつくし つつ
2
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芳立
夏麻びく命絶えにしおのれとも知らでや秋の野辺にまぐはふ
9
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腰痛
初秋 静寂の夜風 頬を撫で 何処へ行こうか 八雲の末よ
5
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芳立
二百二十日いざ稲を刈れ荒ぶりのかぎりの水も引きにけるかな
7
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恣翁
森閑と暮るる林に 相応しき茶色の粉を吐く茸かな
18
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本能寺
伝えたい 君への想い ストレート なのにボールは右に左に
14
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コーヤ
うたのわで出会う言の葉こころ花触れて和みの夜のひと時
19
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本能寺
美しい 日本の言葉を 使いたい 流れるような 旋律に乗せ
16
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光源氏
やすらひを求めさまよふ成れの果て仮の庵もふるさととなり
16
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舞
朋友と語るごとくに老人が犬をあやしつ黄昏をゆく
23
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ミミンガ
まだ夏は終わってないと言いたげに 七つも咲いた青い朝顔
19
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浅草大将
ゆく者の神のいくさに倒るるはひとの誠にくるふせいだあ
5
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呉竹の憂き節
捨て果てばいかが深山の月影や同じこの世とすみわびぬらむ
4
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夢士
独り身の伯母を偲んで七回忌甥姪集い神楽坂の宵
17
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ながさき
さわやかな 秋晴れの日よ 早く来い 白雲浮かぶ 空が恋しい
21
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へし切
鳴く声は命の燃ゆる音に似てひと日ひと日を数へて生きる
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千映
声の出ぬ 君が最後の 意思表示大粒涙 ぽろぽろと落ち
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