横井 信のお気に入りの歌一覧
まつばらりょう
カレンダー 残り一枚 師走の日 思い残しが 多くて焦る
5
もっと見る
灰色猫
虹色の魚と暮らすデボン紀の海の匂いがなつかしくって
10
もっと見る
灰色猫
火のような一羽の鶴を抱いたまま祝いの日まで眠る赤富士
8
もっと見る
あゆか
神さまが「行っておいで」と送り出しあなたはここで頑張っている
7
もっと見る
滝川昌之
温き雨 落ち葉の堰が流さずに去りゆく秋を止めるがごとく
15
もっと見る
うすべに
滝川のよどみに沈むもみじ葉の 影をゆらせて時雨すぎゆく
10
もっと見る
ななかまど
晩秋の温き光に古き良き時代のことを想う一日
13
もっと見る
虹岡思惟造
閉店の手書きの貼り紙色褪せて閉ぢられしドアに落ち葉積もりぬ
9
もっと見る
広葉樹
窓の辺に菫の香り咲き初めて匂へる君と冬を過ごさん
10
もっと見る
へし切
黄葉して歩道に散らふ 街路樹の落ち葉踏みしめ 逝く秋をしる
11
もっと見る
御宿川蝉
ビル群に燈りの無くて 冬寒し 秩父の山に 陽の隱る頃
16
もっと見る
夕夏
うたよみはならいごとにはならざりてことはかんせいこせいをいかし
5
もっと見る
舞
白樺のアイヌモシリの林にはコロボックルの棲みか在るとか
9
もっと見る
茂作
わが宿の山茶花二つ咲き出でて 隣家の萬兩紅を爭ふ
15
もっと見る
もちづきあきひろ
クリスマス色とりどりに飾り付けはしゃぐ妻見る初冬の我が家
7
もっと見る
うすべに
散りのこる赤い一葉をうつ雨の 枯れ野の向こうに冬の横顔
10
もっと見る
滝川昌之
酉の市 発電機音より高き三本締めに立つ息白く
13
もっと見る
ななかまど
円卓を囲む国主の思惑やお国の事情それぞれありて
10
もっと見る
恣翁
五時なるに 辺りは暗く 北風の弱きに 肌へ浸むがに寒し
11
もっと見る
へし切
鳴る神の音のみ聞きし 北陸の哮ける荒波 氷見の寒鰤
13
もっと見る
[1]
<<
452
|
453
|
454
|
455
|
456
|
457
|
458
|
459
|
460
|
461
|
462
>>
[2085]