ひげじぃのお気に入りの歌一覧
桃山
草むらに虫の声する夜もいつか失せて哀しき冬隣りかな
11
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茂作
お大師に會ひたきと云ひ四國路を 巡りし友は常世に逝きぬ
13
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舞
濃紺のセーラー服のスカーフの結び目かたき霜降のころ
6
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朝比奈
寒き夜の妻淹れくれし熱き茶の労いにつく深き一息
11
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葛城
朝霧のあまねく降りて草も木も冷えいりぬかな霜降の候
10
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ななかまど
シナリオのごと日はのぼり日はしずむあわいに哀と歓はさみつつ
10
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滝川昌之
街中にカボチャの装飾置きまわれ宵闇早く放つコウモリ
11
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名鈴
来る秋も また来る秋も 居並びて 枝を重ねて 相もみぢなむ
10
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へし切
秋の夜をこころ閑かに眺めふる闇のしじまに雨音をきく
14
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桃山
柔らかな色を集めて咲きし薔薇微笑むばかりに冷たき朝に
13
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茂作
かずかずの犯せし罪を見破りて 怒りの仁王吾を見下ろす
12
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び わ
息子等の想像越えた努力にて僅かに営業戻りつつあり
6
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舞
秋の夜はものこそ思え独り酒沁みては苦き酔いにゆだねて
9
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朝比奈
研修の加奈陀に於ける夏の日は僅か一夜で錦秋となり
13
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葛城
湧き寄せる鱗の雲の幾千に載り帰りませ八百万の神
8
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御宿川蝉
天草の旅の名殘りの秋の夜 海に照り映う十六夜の月
9
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御宿川蝉
天草の教會堂の佇まい つなぎし歴史の心を偲ぶ
12
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滝川昌之
木金の倍は重たい足取りの通勤電車が月曜を行く
12
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へし切
秋さびて 利休鼠の夕しぐれ 心の秋の侘びしかりけり
11
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横井 信
まだ青い楓の揺れる十月の里にも秋の鳥の鳴き声
10
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