横井 信のお気に入りの歌一覧
び わ
うづきとや夏初月ともいうそうな春は過ぎ行き夏が目覚めて
7
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茂作
酒買ふて集ひ浮かるる人多し さくら咲くころ空霞むころ
12
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笹舟
雨明けて柳を飾る露珠を 散らして遊ぶ若き春風
13
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シダ
本日の限りなりける嘘に見ゆ人の愚かは常にこそあれ
6
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美生子
明日へのかすかな希望胸に抱き家へと急ぐ春の夕暮
11
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滝川昌之
初々しい新キャスターのMCが褪せないうちは春と呼びたい
20
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うすべに
そよ風のあわいかおりの白雪に さそわれひらくさくらひと枝
12
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ななかまど
列島は弥生に夏日記録して春と秋とが短くなりぬ
13
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西園寺東彦
おふくろの烹る若竹はやはらかく晝飯で知る春の訪れ
7
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谷村思亜
咲き初めしその花の色薄紅は 至上の愛をこの春も見す
4
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痴光山
木立中へら釣り池の上機影過ぐ ひと皆見上げ春水光る
5
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へし切
やはらかな春の日差しが肩に落ち窓辺に憩ふ午後の図書館
17
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恵雪
いつの間に滑らかとなりし鶯の清し囀り春を寿ぐ
5
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兎桃
山路来て日も傾きぬ足を止め次なる旅の支度をぞせむ
6
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音蔵 雅秀
待ち侘びた 春飛び越えて夏が来た 汗ばむ陽気の 郷の昼中
2
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杜鵑草
酔ふままにわが身も知らずうち臥せば頭うづきの朝は来にけり
10
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舞
この歳に何を思うか父に似た老いた影ゆく我に付き添い
7
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び わ
弥生過ぎ大山桜並木道妻とみとれて買い物途中
6
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茂作
春の日はかどの酒屋の店守の あくび殺さぬながき日ぐらし
17
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しきしま
散ることをいつ習ひけむ咲きかねて花も我が身を惜しむなりけり
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