横井 信のお気に入りの歌一覧
舞
翔ぶ事を忘れて久し背のつばさ時に疼きてまだ生きてると
11
もっと見る
詠み人知らず
未だ浅き節目を越えて己が途拓きゆかれよ花も薫らむ
16
もっと見る
茂作
いとけなし孫らそれぞれ歩みゆく 君の二十歳に逢はんとぞ思ふ
17
もっと見る
うすべに
かじかんだ指さす風に きよらかな香りさがしてマスクずらせる
7
もっと見る
夕夏
げんぱつがちょくげきされぬうくらいなふくしまじこごみればあきらか
3
もっと見る
さえね
ひと文字で君を殺める文字だからそのひと文字をていねいに書く
10
もっと見る
夕夏
えねるぎーぐんびしょくりょうなつのじんさいがいだとかえすでぃーじーず
2
もっと見る
夕桐
ストーブの上で蕩くる小豆煮の俚ぶる祖母に適ふまじけれ
13
もっと見る
滝川昌之
大海は凪と荒波繰り返すいざ漕ぎ出せよ二十歳若人
12
もっと見る
ななかまど
装いて晴れ着の歩幅となる娘らを追い越しはせず就いてゆきたり
14
もっと見る
へし切
志し 明日への一歩を踏み出そう 将来は君らに微笑んで俟つ
12
もっと見る
広葉樹
鉄梃で線路をずらす掛け声す 令和五年のヨイトマケかな
9
もっと見る
凌霄花
次世代を担う力士の粒揃い満員御礼初日賑々し
9
もっと見る
舞
傷ついた翼並べて男の子らは立ち呑の隅今日も黄昏
5
もっと見る
詠み人知らず
卵焼き朝よりふんわり芳らせば良きことの待つ日になれるやも
14
もっと見る
び わ
風呂掃除今年も世話になりますよまたよろしくとついそんな気に
9
もっと見る
茂作
寒稽古素振りに勵む子どもらの 新しき聲堂に響きぬ
16
もっと見る
奥月汀
じんわりと滲みいる熱にほだされて手放せなくなる湯たんぽの恋
9
もっと見る
夕夏
せんきょではこうはくよりもしろくろがにあっているかはらのくろさで
1
もっと見る
うすべに
泣きそうな重い空でも幡のいろ 若菜つむひとのまぼろしを見る
7
もっと見る
[1]
<<
423
|
424
|
425
|
426
|
427
|
428
|
429
|
430
|
431
|
432
|
433
>>
[2080]