まぽりんのお気に入りの歌一覧
うすべに
水無月の茅の輪くぐって見あげれば 三輪山の端に夏の雲立つ
10
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コタロー
夕立が二人のデート後押しす體寄せ合ふ一本の傘
5
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横井 信
ゆっくりと開いた傘に雨音は哀しく響くひとり行く道
6
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へし切
相傘の肩半分のやさしさで抱き合う二人の雨の街角
5
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舞
こどもらは臆すこと無く水溜まり傘の彩り映し駆けゆく
4
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うすべに
待ちぼうけ 街ゆく人は楽しげにふたりにひとつ傘の花咲く
4
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青き銀椀
傘を差せば連れて心も開くやう一歩踏み出し雨の中を行く
3
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さえね
火葬場の喪服の姉の黒傘にみぞれまじりの春雨ふれる
6
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KEN
一例にキノコかざして小人達とことこ歩く雨の朝かな
5
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滝川昌之
去勢されスマホに籠る若者は懐メロと呼ぶ反戦の歌
18
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滝川昌之
この宿にお泊りなさいと主を待つほの白き夜のホタルブクロは
12
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ななかまど
夏待ちて半夏生草しずかなり白き葉うえに十方浄土
5
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西村 由佳里
今日こそは会いたいのです傾ぐ陽の中にたたずむ図書館の像
4
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煩悩
六月の泥田を歩むずぶずぶと五月の雨を踏み潰してやる
7
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詠み人知らず
わた雲の絵日傘くるり伯耆富士着流し凛と夏姿かな
14
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寝惚亭奥地新吾
飲み足らず一人うろつく津駅前雨に濡れつつ「鳥さわ」に入る
2
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寝惚亭奥地新吾
里帰りの妻に放られて一人飲むご機嫌ヱビス幸か不幸か
4
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桜田 武
散歩道痺れる脚を引き留めて自然に生えしサクランボ狩り
5
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舞
虹色の子ら脹らますシャボン玉詰まった夢が弾けて空へ
9
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び わ
梅雨入りかしとしとけぶる庭先にしっとり咽ぶ紫陽花の花
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