ななかまどのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
朝の陽を受け止め居たり白雲の窪みを満たす光やはらか
9
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滝川昌之
枯れ芝がタックル後の頬に付くリーグ戦終盤ラグビー場で
10
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灰色猫
さりげなく人差し指は弾丸で平和を壊す力があること
9
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うすべに
腰まげて枯れ葉掃くひと長い影 踏みくだかぬようまんなか歩く
8
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横井 信
万葉の時をたずねてゆっくりと谷を流れるもみじ葉の旅
11
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しきしま
君が代は幾代や経むと言問へばちよよやちよと鳥鳴き渡る
6
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茂作
子らは皆家に歸れとキンコンが 鳴ると云ひては孫を宥める
14
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舞
神さびた社の庭の依り代の黄の銀杏木の高き秋空
8
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さえね
生まれたての朝の光が快速の中をあまねくはらいきよめる
8
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さえね
清浄な光が我を包みこみ危うく許されてしまいそうだ
6
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さえね
空に満つ光は全て収束し我が腹のなか だから世は闇
3
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詠み人知らず
君くれし花のかほりの褪せぬ間に散りゆかむ間に永遠を歩めり
8
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普徳亭大崇
肝向かう 心の波も 破頭庭 歩みも止むる 石の綿津見
3
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リクシアナ
鎮痛剤一錠もとめナース呼ぶ秋の霜降る夜半の病棟
8
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リクシアナ
バーコード手首に巻かれスキャンされ電子管理の患者往き交う
8
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普徳亭大崇
蹲に 椿紅白 つと浮きて ついつい見惚れ 疲れ忘るる
4
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夕桐
冴えまさる雪の円窓嚴めしき 銀の香炉に椿さす君
8
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トウジさん
紅蓮なり黄色も緑も従えて創造物も炎に包む
5
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滝川昌之
巣立ち後の子の茶碗など奥にあり四人家族だまだ食器棚
18
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灰色猫
冬なのに暖かい日に感じてる春の予感がくすぐったくて
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