詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
朔夜
わかれてもきっと君にはわかるまい眉間の皺も目尻の涙も
6
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び わ
どこちがうボジョレーワイン買に行くおそらく違いわからんかもね
6
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とはと
訪ね来る何人応じ主人なく宙に筆先猫の盗み目
5
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舞
だれか待つ長き黒髪淋しげに撫でるスマホの指の美し
13
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夢士
冬枯れの原一面の黄金草きらりきらりと朝の陽を浴び
19
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恣翁
「見せばや」の名 惜しむ玉の緒 袖にして 寝れば濡れつる色は土器
15
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日置鳩子
いかならむ三葉虫の血の色はクリムゾンといふ葡萄を含む
13
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千映
温かき心持ちあうボラ仲間と寒さも忘れ忘年会終え
9
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工藤吉生
残念な人と言われることもある生きてるかぎり死なないかぎり
7
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元親兄貴
闇の中 両目凝らして探しだす 雲の切れ間のアンドロメダを
18
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角谷守
中庭は哀しからずや壁面の卒業製作あめにうたれて
9
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角谷守
ニーチェ読む少女は歌壇に名を連ね不良少年警官となり
11
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横井 信
街路樹の 赤い葉散らす 風浴びて 進める歩み 西日射す街
17
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横井 信
太陽を 遮る雲を 背負いつつ 冷たい空気 緩める笑顔
11
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リクシアナ
日溜りで咳に疲れた身を癒す吹雪は去って熾火静かに
23
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大野 冨士子
燦々は陽光に合う 愛じゃない SUNなら酷く 人を灼くから
16
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へし切
流れ逝く時のまにまの吾が身かな風にたわむれ星と語らふ
24
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みなま
ステージを了えた奇術師あせぬぐい夜の砂場で磁石を回す
8
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みなま
指さきに薔薇の棘たつしばらくは紅をひくなと彼がいひしか
15
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高松 蓮
コート着て 背中丸めて 歩いても 落つる日優し 霜月の夕
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