KENのお気に入りの歌一覧
青き銀椀
甲高き春鳥の声身ひとつに沁むるかぎりの花なれ歌なれ
12
もっと見る
滝川昌之
老けたなと言い合う友はチンチンに毛が生えたかと訊き合った友
20
もっと見る
デラモルテ
小望月散りぬる櫻照らしをり明日の雨に散るを惜しみて
14
もっと見る
灰色猫
桜という名前をつけてあげましたこれから育つ小さな苗に
20
もっと見る
横井 信
タンポポの綿毛を吹いて歩いてく耳にやさしく風はささやく
16
もっと見る
横井 信
道端の蓮華と遊ぶ蝶と風 行ったり来たり夏の始まり
20
もっと見る
青き銀椀
野苺を口に含みし幼さに赤らめる実のみづみづしさよ
15
もっと見る
滝川昌之
落ち花のめしべ銜えて紋次郎 群れをはなれたムクドリ一羽
24
もっと見る
詠み人知らず
平成の御世を見送る満月に時の流れを感慨ぶかげに
13
もっと見る
コタロー
明けの空茜色した月霞み燃える太陽ぐんぐん昇る
11
もっと見る
コタロー
往來の人々眺む野佛に罐コーヒーと花のお供へ
10
もっと見る
藤久崇
雛罌粟の 野芥子蕺草 相手せど 知らぬ我が身は 三つ色の春
17
もっと見る
秋日好
左岸より仰ぐ鐘楼薔薇窓のシテ島景色は夢と崩れて
27
もっと見る
青き銀椀
あかねさす日にわが天ゆ奥ゆきに飛行機雲の果てしなきかな
9
もっと見る
横井 信
花影を涼しく風は抜けて行く寄り添う人の言葉をのせて
12
もっと見る
横井 信
こいのぼり さくらの花を見送ってやさしく泳ぐ夏色の空
24
もっと見る
コタロー
輕鴨の數を數へる女の子「ひいふうみいやう」良き父見たり
6
もっと見る
コタロー
夏を待つコンクリートの蒲公英も犬も綿毛を宇宙へと飛ばす
11
もっと見る
滝川昌之
朱に輝る(ひかる)月に会わんと待つ窓を焦らす春風雲をはらわず
20
もっと見る
灰色猫
花を待つ桜の下に埋められた屍体も春を願うのだろう
21
もっと見る
[1]
<<
392
|
393
|
394
|
395
|
396
|
397
|
398
|
399
|
400
|
401
|
402
>>
[598]