詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
街路樹の清やかにさやぎ木洩れ日を揺らして運ぶ風鈴の声
7
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帆糸子
惜しみなく指から零しし時間のしづく泉となりて光湛ヘよ
3
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光傑
ただいまお帰りなさいそれだけで心が通う退院の日
9
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みやこうまし
分度器の半孤に伸びる空の虹移ろい変る街測りたり
14
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文麿
朝まだき霜立つ路の静けさにすべて尽きたる心見送る
9
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みやこうまし
よちよちの認知の妻に願いたり死ぬまで歩け寝込みて死ぬな
12
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紫苑
慰めのしづくのひとつ零るれば水琴窟のひそやかに鳴る
33
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紫苑
携帯の声くぐもりて真夜中の雨はふたつの町をむすべり
31
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ゆりかもめ
ねじ花と白詰草と夕顔と 並んで咲いて愛おしきかな
8
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村上 喬
発酵を促す夜に埋もれて明日の光を待ちわびている
16
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詠み人知らず
はらわたの 煮え繰り返す 沸点が歳重ねる毎 低くなってる
8
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律
愛されて笑う向日葵は 無邪気さの陰で泣く人を知りもしないで
5
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只野ハル
夕立の後の涼しさ知らぬらし隣の家のエアコンの音
7
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只野ハル
葦簾越し見上げた空は広重の夕立のよう曇り日の午後
7
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晴橘
初七日を過ぎてもあなたがいるような 夢でいいから会ってください
7
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村上 喬
ひさかたのあまつぶのおとかぞえつつこよいはしばしはいをかさねる
18
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帆糸子
時代だと総括しては深く吸う悔いの淀みに息できぬ夜は
7
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羽
黙々とレンズを磨く傷なんか忘れなさいとつぶやきながら
21
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詠み人知らず
可愛いかな 三十一士 分身よ こころ足跡 遥かうたのわ
14
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白亜
零れ出づる汗の滴は印なるらん 熱る頭に蝉の鳴き初む
6
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