名鈴のお気に入りの歌一覧
葭堂
八月の 明け方の空に オリオン座 秋から冬へ 出番を待つ
4
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トウジさん
流るるは極まりなりかわ浮き草よ 落着く先の周りも知らず
7
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滝川昌之
打ち水に誘われ降りる蝶のごと暖簾ひらりと停まる一客
19
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みをつくし
清らなり 澄みし川邊の流星群 目くらむほどの螢の亂舞
26
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ななかまど
真夏日の夏山憶うわが耳に低く鳴きくる雷鳥の声
11
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艸介
今日もまた日照る戸口にせめてもと 打つ切水に映る青さよ
7
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里香
悩んでも上手くなくても どうしても 言葉を選ぶ時間が好きだ
11
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舞
ひと片の枯れ葉に残る夏の日の光りの記憶葉脈の跡
11
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おじい
葛咲きて 立札は告ぐ この山の 危ふき橋と 蝮多きを
7
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横井 信
閉めきった部屋にこもった夏の朝 身の入らないいつもの仕事
11
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詠み人知らず
終止符が言い訳じみて拍子抜け其処に愛はあっただろうか
4
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青き銀椀
つとつとと戀を詠へばゆらゆらと灯消ゆるごとく果てなむ
12
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青き銀椀
半月をわづかな間見ゆるとき心根と見る夜半ぞ愛しき
8
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荒野のペンギン
「中止」という 文字に溢れた この夏に それでも前に 進めたろうか
6
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可不可
通学路に小石みたいに 翔べなくて這ったまま カナブンひとつ
10
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艸介
戸をば開け土間を掃きたるその隙に 押し入りし蜂の顔を伺ふ
9
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高松 蓮
半月が とろりとおいしそうに見えた 疲れているのか もう秋なのか
11
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森川
簾越し 暮色蒼然 眺めつつ オレンジ色の お酒にほろり
6
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森川
久々に 覗いてみても 廃らずに 癒しのうたの 溢るしあわせ
11
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滝川昌之
流れくる手持ち花火にはしゃぐ声かすかに煙り夏を締めゆく
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