河のほとりのお気に入りの歌一覧
麻倉ゆえ
青臭く春に口付けするように蜜を探して苦味に苦笑
5
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葡萄
歳星のひととせ斎ふ金牛を今来し朔の月や屠らむ
6
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いちにのパッパ
君たちと闘いごっこをするたびに募るメガネの金属疲労
5
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善田真琴
春雨に瀬田の唐橋眺めつつ誰を待つらむ白傘の人
11
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徳毛圭太
いつのまに人は海からこぼれたの? 帰りたくってときどき泣くの?
9
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鳥ノ海 開
口謠と文藝であるジレンマを載せつつ走る日野の自動車
5
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工藤吉生
子曰く、食えなくなったらフルートを売るわよ200万にはなるし
3
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詠み人知らず
休日が休日でない戦士らは お骨になりて休日を得る
14
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とまと
苦しくて、それでも走る 夢までは何となくにしたくはないの
8
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詠み人知らず
君のいない 空がこぼした 哀しみが 冷たい頬を 打つ春時雨
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おかき
大人でも言っていいこと悪いこと迷い、隣の犬に聞いてみる
6
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坂本雅則
焼いてよし酢でしめてよし煮てもよし我が好物の鯖に乾杯
6
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みやこうまし
日当たればいつも身に添う黒い影我よりたまに離れて呉れぬか
11
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光源氏
幻のすみかならずやこの庵で心静かに花鳥を聞く
15
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光源氏
逢ふまでの形見と思ふ旅衣わびしき笛のひびくゆふぐれ
9
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光源氏
九重にかすむ今宵の花櫻かばかり君の名殘思へど
9
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光源氏
五月雨に心みだるるほととぎす闇路を救ふ法も知らずに
9
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光源氏
ながれての情けをのせて鵜飼ひ舟あはれをみする戀のかがり火
11
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まるえふ
「父の文字」出る歌初めて拍手した 理由とかないけど理由とかないけど
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悠々
白木蓮のあまた咲きたる空の青花心に御坐す釋迦如來佛
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