三沢左右のお気に入りの歌一覧
浅草大将
秋雨のいとど冷たきみちのくにこころぼそくも雪をまつ島
14
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舞
大空の果てには在るや人の世の憂さの無き国雲を見上げる
11
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薫智
どれくらい空を見上げてたのだろう二人で同じ空をいつから
5
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山桃
青空を記憶できないわたくしにいま垂らさるる蜘蛛のしをり糸
5
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まるたまる
沿線のどこかで君とすれ違う毎朝一度至近距離になる
17
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半格斎
己が名に「ちやん」つけて云ふきみにまね我が名に「ちやん」を声落とし云ふ
16
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たんぽぽすずめ。
輝ける誘いに散った娘ら揺らす如き真白き曼珠沙華かな
7
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庭鳥
首都圏の土産代わりに台風は菊鉢連れて去ったのでした
10
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薫智
今日空がいい感じだし願い事なんか一つは叶いそうだよ
11
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澤木淳枝
酒を酌む そが時思ふ 君が事 丈夫たれと 月に願ひし
8
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河のほとり
田の畦を子らの行くなり夕間暮れその声遠し風の彼方に
12
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笑能子
足音を立てず近付く秋なれば気紛れなのは当然のこと
10
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由良
こんな仰々しい赤はいらないと夜露に紛れて泣く曼珠沙華
7
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陽だまり
ほうれん草・キャベツ・レタスのカテゴリー「草」とまとめる新人類は
4
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氷魚
後悔をしないことが愛ならば世界はなにで満たされてるの
9
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ケンイチ
シシリーのワインに酔ひしふりをして月のよはひも覚えぬこの夜
9
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由良
白壁に塗り込められたジェラシーをほじくり出してるいたずらな月
12
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詩月恵
金木犀あなたがそばにいることのうれしさふわり香る秋の日
20
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紫苑
心做し紅葉のいろとうすき陽を肩に纏うて待ち人の来ぬ
14
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紫苑
我去ねば独り夜を楽しまむてふその唇のぬくみ寂しき
9
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