幸子のお気に入りの歌一覧
KEN
風毎に 散り積む藤の 蒼の中 稚兒百合の花 ぽつりぽつりと
16
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青き銀椀
吾が戀の終はりてすでにきみは無くもとほりゆきし生駒のすそを
13
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千映
いい声と褒め殺しでも心地よい褒められ伸びる吾と気が付く
8
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千映
ショートケーキ半分にして母のもと一個をぱくつく母の懐かし
7
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千映
カーネーション貰いて次のDIY息子に頼む母の日の午後
10
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可不可
古風な目鼻だからハハウヘと呼んでみたらシックリ来た
8
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横井 信
水田に跳ねる日差しを浴びて行く水辺に白く卯の花揺れる
12
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横井 信
爽やかな香り漂うそよ風とシロツメクサの広場にひとり
15
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KEN
ほととぎす 生き肝を裂き 泣く鬼の 聲眞似るかな 夜半の木隱
15
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青き銀椀
共に訪ねし国分尼寺は岡山の古くも建てる塔の想ひで
13
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うすべに
まだかなと待てば鳴かないほととぎす 知らぬ顔して見上げる夜空
9
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ななかまど
湧き上がる森の緑の勢いを優しく写す田の水鏡
11
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リクシアナ
小児科も産科も閉じて中庭の黄のシーソーに花の降り積む
18
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可不可
梅雨あけみたいな昼さがり 猫舌ぢゃないけど食ひたいヴィシソワーズ
6
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滝川昌之
そのだるさ五月病かもしれません早めの休暇が処方箋です
20
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水色一揆
まだ詠うものがあるやに流れ降る星の響きのりんりんと
10
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水色一揆
大君は雑草なる名の草無しと米粒詰草今盛りなり
7
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源 漫
抱きあひて髪の乱るる春の夜のいぶきに揺るる恋のともしび
5
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源 漫
歳を取るこの身老ゆれど心若し拗ね者として物思ひ無し
5
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コタロー
せせらぎに小さき水車の廻りたる時の流れを遲くしてゐる
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