詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
明星
どんな歌良いのか未だ分からずに歌ひ續ける氣の向くままに
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工藤吉生
目を閉じて夜の電車に乗っているできれば耳も脳も閉じたい
5
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灰色猫
凡人を生きゆくことが嬉しくて非凡なものに感動できるの
18
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灰色猫
さあみんなきちんと並んで順番にアンパンマンをかじっていくよ
15
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夏恋
わたくしの存在なんて知れたものの随分安く見られたものね
8
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詠み人知らず
ヒマやから猫に小判を貼りつけて「小判猫」という新種を作る
7
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灰色猫
叶うもの叶わないもの追い求め欲望渦巻くゴールドラッシュ
14
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へし切
さびしさは心のそらに満ちるらし露ぞかはかぬひとり寝の床
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洩矢転石
駆け出して「ゆきだ、ゆきだ」と言うきみの声に被せて「すきだ」と言った
17
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只野ハル
だからその顔認証は自身なし指紋か指の静脈にして
8
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秋日好
キェリキェリと脳を引っ掻く音させてポテチの袋は隣科へ導く
6
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吉野 鮎
宮跡の冬枯れ柴原荒ぶ風連凧上る唸る綱音
14
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煩悩
落下する砲弾に圧死する外野手のグローブに白球がありき
8
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吉野 鮎
ゆくりなく雲間射しきて階降りるひかりの皇女二上の山峰に
16
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詠み人知らず
流れゆく 空ののんきなひつじ雲 ながむれば 吾がつむりも緩みぬ
13
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詠み人知らず
目らもたで 奇しくも生けり 光なき海底に棲む 魚がごとくに
12
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秋日好
胸キュンは足らねど一万六千字書いてしまったこの功罪は?
9
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秋日好
狐像古木の椀に鎮座させ御神籤背負う「つくもん」の護符
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秋日好
あぐらかき古い書物を読む父の横から見上げる大きな背中
15
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詠み人知らず
さようなら また、会いましょう いつの日か 隠れたベッドで呟く 朝日に
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