名鈴のお気に入りの歌一覧
灰色猫
もう少し素直になれるあの月が一番きれいな夜なのだから
8
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KEN
一夜毎 細る蟲の音 哀れみて 滲み灯らむ 待宵の月
12
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梅星
梓弓真弓槻弓よるを経て今宵望月よよに露けき
4
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横井 信
流れゆく雲に隠れて秋の夜の姿を変える十三夜月
18
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里香
天たかく日は黄金いろ枯れ草にやどりて消えぬ光り一滴
6
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葭堂
秋の風 夏の名残りの 朝顔が 私を見てと 揺れる路地裏
6
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滝川昌之
ほとばしる瑞々しさが口中にシャリシャリ食感もう言うことナシ
17
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詠み人知らず
善きひとに見つけて貰い善きひとに縁付き既に膝でゴロゴロ
5
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みをつくし
よとせ前生涯の友旅立ちぬ 曼珠沙華燃ゆ九月末日
25
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艸介
葉月には日陰で溶けし家猫が 陽浴び丸まる長月の頃
12
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艸介
風寒く 釣瓶落としのこの頃は 歩き出ればすぐに夕闇
5
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恣翁
苅りてゐる雑草の中に 撫子の花 二つ三つ 見つけ和みぬ
13
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び わ
何処までも果てしなき道辿りつつ雨風凌ぎ光を産みて
5
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舞
朝雀愉しげに鳴く明けてくる今日いち日を言祝ぐように
10
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灰色猫
生きるって潮騒ですか風ですか翼はなくてエンジンですか
7
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はなしのぶ゙
鮭の腹切り裂きし指もてあまし柚の香のする湯にしずめをる
8
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はなしのぶ゙
ひと日終ふる安らぎにをり人を想ひ少し濃いめに入れる珈琲
4
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横井 信
少しずつ色づいてゆく柿の実をじっと見守る刈田の案山子
11
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うすべに
むらさきの煙たなびく夕間暮れ 灯影やさしく猫の呼ぶ声
10
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トウジさん
底あれば棹差すことも徒となる荒ぶ瀬にこそ生く様ありむ
7
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