夢士のお気に入りの歌一覧
ななかまど
三月のひかりと風はさすりたり猫柳の穂わたしの春だ
10
もっと見る
西村 由佳里
すやすやと眠り続ける君のこと見つめ見つめて夕を迎える
8
もっと見る
灰色猫
春が来るそのたび君を想うのはまだ青春にいるからだろう
14
もっと見る
滝川昌之
雨後に立つ朝霧に浮く江の島はマチュピチュごとき天空の城
19
もっと見る
うすべに
たまにはと ぼんぼり灯す内裏雛 娘きづかう母の指先
9
もっと見る
KEN
梅の香に 天の金剛 霞む宵 冬惜しむらむ 月の舟人
8
もっと見る
名鈴
世の中は あまた経優り 改まれり 今の太平 いと有り難し
11
もっと見る
舞
歌集隅なぐさめられる歌一首見つけてなぞる吾の吐息と
5
もっと見る
只野ハル
友は来ず一人で呑んだ二人分酔いに任せて戯れ歌を詠む
8
もっと見る
ななかまど
祖父の書く戦場からの葉書にはハヤ子ミチ子と子らの名多し
11
もっと見る
灰色猫
列島を駆けるコロナを恐れつつ行かねばならぬ病原の巣
13
もっと見る
滝川昌之
若鳥の羽ばたきを視る親のごと初心者マークの吾子の助手席
22
もっと見る
うすべに
東風におう梅に誘われみかの原 春日の山が南にかすむ
9
もっと見る
青き銀椀
朝なさな早くなりゆく東雲のけふもおきける山のしづけさ
11
もっと見る
名鈴
何処より 来たりて何処へ 行かむとも 今日の花愛で 今宵の月褒む
20
もっと見る
蔓葵
かへるさの我がなぐさめと梅の花匂ひそめたる春のあけぼの
11
もっと見る
ながさき
過去からの 宿縁ありて 弟子となる いつの世であれ 師と共に在り
12
もっと見る
ななかまど
朝はまた朝につながり三月の雨は内より若芽を延ばす
11
もっと見る
滝川昌之
畑起こす土の匂いの中にいて春の瀬音を探すあぜ道
19
もっと見る
千映
消したいと思う過去もあるけれどその踏み台があればこその今
10
もっと見る
[1]
<<
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
>>
[1488]