行宮偏(仮之名)のお気に入りの歌一覧
千映
すいすいば 喉の渇きを満たしたり宇治川の土手滑走楽し
5
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横井 信
心地よい汗を拭えば青空に雲を流して休みは終わる
10
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青き銀椀
松若葉うちより萌えてうすき色みづみづしさに陽の透きとほる
10
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青き銀椀
夕風に南部風鈴鳴りひびく音のひとつが身を透きとほる
19
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灰色猫
あさつゆの萌ゆる若葉のあさみどり夏の予感に匂ひ立つやな
33
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青き銀椀
日暮るるも休みも忘れ水路にて遊びつづける子供たちかな
13
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つちだゆういち
仕事中呟き無心指折れば人は遠目にひそひそ話
10
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灰色猫
剥き出しの飢えた心臓ぎらつかせ夜をさまよう閉鎖病棟
24
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横井 信
ため池にそっと浮かべた笹舟はツバメのすべる水面に揺れる
19
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横井 信
田んぼへと引かれる水のきらめきに風が生まれて鳥のさえずり
13
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ななかまど
春の風新葉の谷ながれ来てみつばつつじのむらさきの装
8
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滝川昌之
ビューラーを使いもせずに曲線を躑躅めしべの見事なカール
19
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コタロー
藤棚の藤に群がる熊ん蜂羽音をたてて一心不亂
6
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コタロー
花筏そつと搖らして泳ぐ鯉水面に身體見せては沈む
10
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灰色猫
貧困や飢餓で苦しむ国の名を今すぐお前答えてみろよ
22
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松本直哉
はじめての薔薇咲きそむるこのあした春のなごりの風光りつつ
4
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狐ß
牡丹雪 我が家にふる かみなれば 積もりて白し あらたまの時
3
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源 漫
わが宿の軒端にからむ朝虹は消ゆれば黒き雲を呼ぶらむ
6
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舞
うしろ姿のしぐれてゆくか 雨でなく雪にもなれずほどろほどろと
6
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舞
朝顔に釣瓶取られてもらい水 いただき飲める花の甘露と
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