ひげじぃのお気に入りの歌一覧
横井 信
枯れ草の乾いた秋の柔らかな朝陽に踊る鳥の歌声
12
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河のほとり
富士の嶺の白きを見れば荒磯の波も雪かとまがへつるかな
10
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灰色猫
お互いに互いの安否を気づかって寄り添う木々が焼き捨てられる
14
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卓
秋ふかく 枯れ木は揺れて寒空に 散る枯れ葉より 儚き身知る
6
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茂作
作りごとなれども哀し山の奧 靜まり建てるおしんの生家
12
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舞
朝焼けのうす紅色のむら雲のかなたに白き冬の三日月
10
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名鈴
一日経ば 三年も待てる 心地して 忽ちに来る 千五百秋かな
20
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葛城
人間の留守を狙って入り込み我が物顔に臭気をばらまく
14
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桃山
自分なり楽しみながら行くはずの目前の道閉ざされてあり
9
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KEN
実も知らず 霜に打たるる 高砂の 尾の上の花の 墮ちて哀しも
13
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ななかまど
渋ければ渋いほど良し干し柿の甘きに思う先人の知恵
12
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滝川昌之
主演より助演の動きが味を出す放送作家の引き出ししだい
14
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音弥
小春日の溢れるベランダ占領する花々の苗と嫁のデカケツ
8
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へし切
小春日の 陽ざしの如く穏やかに ひとり遊びに今日も暮れゆく
15
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横井 信
しんなりと落ち葉に揺れる朝露の冬のひかりに色づくみかん
10
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茂作
思ひやる心は無くも音もせず 一人訪ねて我を待つ君
11
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舞
土塊に魂込め造る縄文の土器には残るひとの営み
10
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名鈴
門出より 日に異に君は 遠そけり 今は何処の 旅の空かは
20
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葛城
あると来てみれば何処にも見あたらず失せて寂しき冬茜かな
11
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桃山
冬来れば春も近しと期待する気持ちも今はうわの空かな
10
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