夢士のお気に入りの歌一覧
舞
朝焼けも心和ます温もりに北の国にも春彼岸かな
7
もっと見る
うすべに
かすみ立つ 田のうすみどり滲ませる 淡いモネの絵彼方の農夫
8
もっと見る
横井 信
君の立つ卒業式の学び舎の出口にそっと弥生のひかり
9
もっと見る
KEN
やはらかく やさしき風の 觸るる夜半 梅のひとひら 星霞む下
8
もっと見る
名鈴
琉球の 熱る風は 野を境ふ 柵だに越へて 吹き渡りゆく
9
もっと見る
滝川昌之
土ぼこり春風にのせ球児らが夏を信じて押し引くトンボ
16
もっと見る
芳立
春分けて日影は去年のままながらわづらひまさる現世に射す
5
もっと見る
可不可
どの星にも根づかなかった君といふ小舟をダークマターへ帰す
9
もっと見る
うすべに
にぎわいが懐かしい町 塀越しに 木蓮の蝶青空に舞う
5
もっと見る
横井 信
花便り 少し冷たい朝の風 そっとはじめる在宅勤務
10
もっと見る
灰色猫
彼方から地球を照らす星々のひとつに水の星があること
13
もっと見る
灰色猫
この春もやっと桜が咲きますよ父に供えし牡丹餅が笑む
15
もっと見る
舞
春彼岸墓所へも行けず親不孝思い出浮かべ酒供養かな
8
もっと見る
ななかまど
お彼岸の無口な父の側にいて戒名三度呼びかけてみる
8
もっと見る
秋日好
緋扇が覆い被さる雪片の嵐の春にふと顔もたげる
5
もっと見る
横井 信
春分のやさしい風に流されて蝶はしずかに水面をわたる
8
もっと見る
灰色猫
怖かった苦しかったね灯籠に悼みを灯す九年目の春
15
もっと見る
名鈴
言の葉の 亡ぶるときは 自らも 死に入る姿 目のあたりなり
11
もっと見る
ななかまど
春の日や水まだ硬く手を入れて朝とく釜の米あたたかし
9
もっと見る
滝川昌之
春深く墓石磨きに汗ばめば先祖感謝と鶯の啼く
15
もっと見る
[1]
<<
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
>>
[1488]