コタローのお気に入りの歌一覧
青き銀椀
しゅんしゅんと湯を沸かしつつ音楽に耳傾ける春の音かな
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青き銀椀
休日の暮らし沁み入る啄木の歌集読みつつ午後に入りける
15
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横井 信
なにもないそんな気がしてゆっくりとただゆっくりと夢からさめる
12
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横井 信
初夏の風 花のトンネルくぐり抜けさまよう街に探すやさしさ
15
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横井 信
在宅の座ってばかりの脚しびれ小さな窓に射し込むひかり
11
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横井 信
ふるさとのステイホームの鯉のぼり 静かに泳ぐ電波の向こう
16
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横井 信
巣ごもりの連休前の川沿いの桜並木を舞い飛ぶツバメ
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ななかまど
春天がプルシャンブルーを溶きたれば吾はちゃらぽこ詩人になれず
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ななかまど
集まらず閉じこめられず近よらずコロナよわれはどこに息する
12
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ななかまど
餌もとめ烏が去れば鶺鴒が尾ふり媚びふる稲かぶのうえ
12
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ななかまど
窓のそと風に耐え飛ぶ蝶のあり縁遠き娘のことを思えり
14
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ななかまど
疫病に生きた空なく普通とはこんなに泰きものかと惟う
16
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青き銀椀
ぬくもりを伝へ終へれば萎るるがごとくに咲きし花水木なりき
13
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名鈴
ふるさとの 雲の様子を 見る慣らひ 今は疫病の 便りに戦慄く
14
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名鈴
埋もるる 砂金花と なりたるか 盛りの山吹 春日に輝く
11
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名鈴
若き日に し残したるを 思ひ出で 心騒ぎて え打ち置くまじ
8
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び わ
素晴らしき澄んだ青空春日和新型コロナおさまる日何時
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舞
老い人のカップルたちも手をつなぐ共に相手をささえ合うため
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滝川昌之
巣と餌場 返す翼の懸命さ 若親つばめの子育て眩し
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吉野 鮎
あなたとは背中合はせを呼吸する隔てる霧中をじつとみつめて
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