へし切のお気に入りの歌一覧
河のほとり
人の身をはかなく思へば咲く花を今年の春も見るが幸はひ
19
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矢車菊
さびしさはさびしさのままひと息に飲み干してみるレモンスカッシュ
17
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矢車菊
空よりも遠くへ続いてゆくような菜の花畑 夢のいりぐち
11
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矢車菊
チェス盤に整列させたさびしさにふれるあなたの指は春色
6
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成瀬山水
夜の道並んで歩くあなたとは視線が合わずちょっと上見る
9
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詠み人知らず
Q太郎 名字があると知らなんだ 資料によると 織田Qだとか
14
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柿の種。
暗天と雨の降る降る春の夜に夏へ移りぬ雲が内より
7
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柿の種。
度々に「とあり、かかり」とのたまはす親心かとされどわからじ
8
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工藤吉生
人生に形式はあり逸脱の日ごと広がり心もとなし
2
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詠み人知らず
好きなもの最後に食べる派集まって 仕上げはこれだ ごはん漬け物
17
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栞
涙雨 降り注ぐ春の夜 きみは自由になって空へ飛び立つ
6
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恵
オフィスのブラインド越し微かなる雨音気づくは貴方のおかげ
17
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紫苑
春しぐれ符牒のやうにあちらなど言はるるままに文読みつのる
10
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参田 三太
帰りきて その饒舌の 裏にある 汝(な)がさみしさに 思ひいたりぬ
12
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環
可愛いといふ言葉しかゆるされずあなたの顔をこまやかに見る
2
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三日月
春風が撫でる胸元ラストノート ショールをはずし君待つあの店
11
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恣翁
山川の征野と化すに 後生なり 君言ふなかれ 一旗揚げむと
19
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詠み人知らず
春なのに愛を語れる人も無く優しく響く雨音だけが・・・。
22
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秋日好
木漏れ日の当たるところに咲く花の心は優越それとも感謝
21
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秋日好
「メッセージありがと家を出てこれた」ほんのり染まったほっぺがかわいい
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