詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
うすべに
夕暮れに はなの蝶舞うときを経て いくさも恋も霞のかなた
9
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KEN
吾妻峰の 白雪浮かべ 落ちる月 何を語らむ 花吹く風に
18
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コタロー
參拜の神社でにらむ狛犬と撫でて吠えざる柴犬ゐたり
10
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コタロー
明けの空茜色した月霞み燃える太陽ぐんぐん昇る
11
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コタロー
せせらぎの石の上なる牛蛙バスの聲して鳴ゐてをるなり
9
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青き銀椀
水あをき空にくきりと月しろがまるくてなみだ泳がせてゐる
14
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青き銀椀
華やぎぬ花は咲きつぎ一日を過ごししあとの真夜の満月
14
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横井 信
真昼間に響く歌声 散り残るさくらの花にすがたを隠す
14
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横井 信
冬鳥はさくらを追って去りにけり吾が手のひらに残るぬくもり
15
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横井 信
雲間から静かに浮かぶ満月の見下ろしている葉桜の道
20
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デラモルテ
小望月散りぬる櫻照らしをり明日の雨に散るを惜しみて
14
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デラモルテ
平成の最期の望月耀けり散りぬる櫻迫りくる夜氣
10
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滝川昌之
ポン、ポン、と二回頭に手を置いて家事労えば妻も週末
21
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夢士
桜散る吾もまた散るうたの園青葉となりて戻り来る園
23
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幸子
ながらへて働く時代おそるるも動かずいられぬ刺激にも満ち
15
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灰色猫
潔く散りゆく桜の儚さに死にゆくことの美しさを知る
25
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灰色猫
黄泉までの旅の始まりしめやかに水辺を流る花の筏や
23
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へし切
愛おしき孫をいだける喜びに浸れることは命なりけり
21
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うすべに
山風に 低いどよめき見まわせば 花見る人のおだやかな顔
12
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うすべに
吉野山 跡たずねればさくら花 昔の人の夢もひなびて
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