詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
水無月
しおれたる見切りのビオラ片隅に植えれば今や満開の春
9
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可不可
チューリップ 皆の前では笑顔でも 独り溢れ出す 泪壺
10
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舞
ひと枝の梅も咲かなく冬枯れ木朝につける雪の花かな
8
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みっさん
心なき冷たき言葉浴びせられ心の扉閉ざされゆく
7
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露華
文旦の爽やかな香が懷かしき日傘をさした女性を想ふよ
8
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夢士
群青に染まり行くなか三日の月如月の風は頬に冷たし
10
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さえね
空の色は昨日と何も変わらねど生徒のいない三月が来る
13
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名鈴
人笑へ 新しき言葉 唱へては いたく遊戯する 我物狂ひと
9
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夏深
故郷の海は光りて懐かしき思いこみ上ぐ山路抜ければ
14
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横井 信
屋根に飛ぶまるいスズメの鳴き声に春めく野辺のまぶしいみどり
11
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みなま
沈丁花十字花に春の雨受けて乾杯するのはいかがでしょうか
5
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横井 信
雨に濡れ枯野に芽吹く若草へ遊ぶひかりにおもたいまぶた
12
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モリタツ ヒノト
ウォシュレット 尻に染み入る痛みかな 激辛麻婆 食べし後悔
5
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モリタツ ヒノト
あゐふぉんの新作と聞き偲ばるる 彼の魂は苹果に根付くや
4
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詠み人知らず
罹患して差別を受ける不条理さ過剰反応日本列島
8
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横井 信
雨あがる鳥の声聞き踏み出した梅の花咲く夕暮れの道
11
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千映
ルンルンという言の葉を荷車に詰め込み馬車が春の道くる
9
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水無月
うたのわに残りし我の歌見つつ越し方巡るセンチメンタルジャーニー
5
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可不可
釣り損なった言の葉の海は底なし 歌人ひとり溺れ死んでも
9
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夕夏
うんようはもうけるためのなりわいさこきゃくもうかるいつのことやら
5
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