柊+のお気に入りの歌一覧
ななかまど
涼やかなかなかなかなの鳴く声の届くところに秋くるような
12
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坩堝
十六夜の赤い月出て目を射れば怪しき魔力我に宿れり
5
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舞
古き世の風まだ残る飛鳥なる雅びの名持つ駅へと立てる
10
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へし切
斯くばかり命の危ふき世にあれば現に夢の覚めぬものかは
18
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名鈴
笛の音を 乗する涼風 吹き渡る これより上は 無かる我が宿
13
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ななかまど
処暑なればなか空の月黄金の冴える光を真下に注ぐ
12
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横井 信
我慢した夏の終わりに満ちてゆく月のあかりにひかるむら雲
13
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恣翁
石像と凝りぬる女の影落ちて 闇にし紛れ 閉ざされにけむ
12
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灰色猫
夕暮れに蝉が一匹死んでいて来世は人に生まれてくるなよ
9
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桃山
ゆっくりと遅めな朝のルーティンの後は任せる夫の気分に
9
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へし切
皮肉にも今はあの日にかさなりて 医療崩壊 終戦記念日
12
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ななかまど
冬白く春みず鏡夏の緑秋は金へと田んぼパレット
7
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KEN
白鳥の 音のみし哭きゆ シベリアに 果つる御霊の 声を偲ぶも
11
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へし切
盆の来ば今年も君にまた逢える夏の終わりの恋しぐれかな
15
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横井 信
ボール追う子供とふたり小雨ふる夏の林にツクツクボウシ
13
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ななかまど
水底の小石に映る湧き水の産まれる音と生まれる光り
14
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横井 信
降りしきるお盆はじめの雨の中 歌いはじめる蝉の合唱
14
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御宿川蝉
夏の宵 夜店を飾る走馬燈 ふたりして見し 戀の芽生えを
9
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横井 信
暑かった夏は過ぎてく前線の雨に溶け込む初秋の風
13
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へし切
君恋ふる 夜ごとに心は空を翔け 風になりたい 鳥になりたい
13
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