柊+のお気に入りの歌一覧
ななかまど
夏の日の南アルプス縦走はたった一つの遠きかがやき
12
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橘
ラインにて ホイップマカロン買ってくよ 紅茶の用意をしていたのに 花
10
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橘
曇天の薄灰色も美しく古都は静かに人々を見守る
13
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名鈴
雛鳥の 巣立ちを急ぐ 心地かな 百羽掻きして その日を待たる
10
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へし切
秋の声 聞くも日中は暑かはし 夏はなごりを置き去りにして
18
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灰色猫
表裏どちらが出てもお前らを紙のお金に替えねばならぬ
5
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灰色猫
離島へと送致されゆく罪人の歌を愛する人は正しい
8
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横井 信
熱気撒く残暑にたえる室外機くるくるまわる夢に落ちてく
11
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KEN
呑み殘す 酒の匂ひを 搖らしをり 弓月の明かり 窓より忍び
12
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ななかまど
健診の良し悪しいとも簡単に「おとしですから」医者のひとこと
10
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名鈴
その先の 花の顔 頼みにし 揺る浮き橋も 勇みて歩む
14
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ryotak
核酸のたなびく紐の絶え間より、模し出づる自己の影のさやけさ
10
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横井 信
夕蝉のしずまる声に終わりゆく夏の大地の草木がかおる
14
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名鈴
思ひきや 今のまさかに 紅の 蓮の花の 我を訪ふとは
11
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ななかまど
秋どなり早稲の穂にさす月影に身は包まれて土手を歩めり
12
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詠み人知らず
夏草に 混じりて咲いた 秋の草 可憐で弱い 小さな夕暮れ
8
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へし切
佛前の遺影に 今日も声をかけ 答へ有るがに揺らく線香
16
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横井 信
最後まで任せることの難しさ噛みしめていた奥歯がきしむ
14
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御宿川蝉
醉芙蓉 桃紅色に移ろへば 酒も樂しき夏の夕暮れ
6
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御宿川蝉
滿月に 誘はれるごと 醉芙蓉咲きて 朝日に白くかがやく
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