さいおんのお気に入りの歌一覧
萱斎院
あきの夜に見る夢の果てとだえども なほ春おもふ峰の横雲
5
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名鈴
今更に 命に向かふ 恋心 息の緒さへも 君に委せて
7
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洋水
月影に琵琶彈きをれば燈りゆれ闇のむかうに父のまなざし
6
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雨夜
くづる櫻木のなみ訪へばひたひたの虚ろを渡る蛇みめづ
4
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名鈴
遅く来よ 君が契りを 頼みにし 汀にて待つ 三瀬川かな
7
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橘
飛び立てば行方も知れず去る子らを懐かしむのは母ゆえと知る
13
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シダ
あきもせではつ瀬も見じとふる河のへにかくつゆもいづれかへらむ
2
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梅星
有明のつれなき月の朝まだきまだ来ぬ人もひとり見るやは
5
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水紫
荒からむ言葉の波だに楽しまむ天命の出逢い忘れやはする
7
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シダ
秋の野もつゆ覚えじと花売りの袖振るまちに宿もなからむ
4
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舞
過去の夢夢見て覚める夜半深くたゆたう魂の行くへ知らぬも
9
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シダ
忘れじと覚えしすらもかすみにていづれは消ゆる定めもやとぞ
1
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萱斎院
うつろひて昨日にあらずもゆる葉の 散りぬべしとぞ風の告げゆく
10
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シダ
石漱ぐ流れにうきし笹舟は野分のふれて散らむ身なれば
2
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シダ
破れ寺の夕の茜に焼かれをり音なふ鐘をつくものもなし
6
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草木藍
霜月にひとり寂しく鳴く虫の途切れとぎれの声ぞ哀しき
6
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蔓葵
冬来ぬと忘れて今朝はひさかたの雲井に春の宮ぞたちぬる
9
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シダ
ひとりづつ火の穂のちさき身を寄せば天に火群の焼かむいざみよ
2
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シダ
異ざまを殊に避くるは常の事ことごとし言ばかりぞ繁く
2
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信蓮院。
涙舟 流して日野の川見れば残す月影に 言う言の葉も無し
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