さいおんのお気に入りの歌一覧
灰色猫
帰らばや育ちし川へかの魚も草の匂ひも忘れられぬぞ
10
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灰色猫
冷え込みし冬至の夜は誰しもが柚子湯を思ひ帰路を急がむ
16
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名鈴
四方払ひ為果てば叶ふ御渡り 凍つる道にも憤つり給ふな
11
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葛城
立ち渡る小江のあさぎり遠見れば集く冬鳥いまだ目覺めず
9
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KEN
夕影に 明日のその身を 悟るかは 雪の堤に 座禪の逹磨
9
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萱斎院
月みがく岩垂る水のほのめきも すなはち絶えむこころ凍つれば
7
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わかばみち
穏やかな日々につきまとう怯えとは薄れぬ罪を知らしめるもの
14
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シダ
うす雲のこころもとなく遠ちに見ゆ風にながれてかくるるのみか
5
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灰色猫
海月の儚き夜は星かすみ標なくせし恋路のごとし
12
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名鈴
儺遣ひの 後の逢瀬を 頼みにし 今より弓矢で 鬼払ひたし
17
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トウジさん
立越すはいとど拵なくなれば妹の思出笑酒の初月な
5
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葛城
いにしへゆ流れこしたりさやかなる川ぞ育む土をも人も
9
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灰色猫
白妙の君の素肌と溶けあひて今宵は時の針を折らばや
13
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名鈴
滾つ瀬の 早かる程も 見果せで この身を投げて 恋に溺れむ
14
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シダ
葦の間にひときは白き鷺山の一羽一羽とまた立ちゆけり
3
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シダ
ことの葉を落とし落としてゆくみちに霧りてはくらむたち風をまつ
3
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灰色猫
君の詠む白き想ひにふるるとき雪の明かりに導かるめり
15
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雨夜
久方の鏡の奧の階に 囁きそよぐ異國の音
15
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Chico
宥めつつ飼ひ慣らしきし燠火へと燒ぶことばをば思ふやも 君
16
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KEN
釧つく 人の手節の 凍え舞ふ 辛夷の冬芽 雪の止む朝
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