さいおんのお気に入りの歌一覧
葛城
立ち渡る小江のあさぎり遠見れば集く冬鳥いまだ目覺めず
9
もっと見る
KEN
夕影に 明日のその身を 悟るかは 雪の堤に 座禪の逹磨
9
もっと見る
萱斎院
月みがく岩垂る水のほのめきも すなはち絶えむこころ凍つれば
7
もっと見る
わかばみち
穏やかな日々につきまとう怯えとは薄れぬ罪を知らしめるもの
14
もっと見る
シダ
うす雲のこころもとなく遠ちに見ゆ風にながれてかくるるのみか
5
もっと見る
灰色猫
海月の儚き夜は星かすみ標なくせし恋路のごとし
12
もっと見る
名鈴
儺遣ひの 後の逢瀬を 頼みにし 今より弓矢で 鬼払ひたし
17
もっと見る
トウジさん
立越すはいとど拵なくなれば妹の思出笑酒の初月な
5
もっと見る
葛城
いにしへゆ流れこしたりさやかなる川ぞ育む土をも人も
9
もっと見る
灰色猫
白妙の君の素肌と溶けあひて今宵は時の針を折らばや
13
もっと見る
名鈴
滾つ瀬の 早かる程も 見果せで この身を投げて 恋に溺れむ
14
もっと見る
シダ
葦の間にひときは白き鷺山の一羽一羽とまた立ちゆけり
3
もっと見る
シダ
ことの葉を落とし落としてゆくみちに霧りてはくらむたち風をまつ
3
もっと見る
灰色猫
君の詠む白き想ひにふるるとき雪の明かりに導かるめり
15
もっと見る
雨夜
久方の鏡の奧の階に 囁きそよぐ異國の音
15
もっと見る
Chico
宥めつつ飼ひ慣らしきし燠火へと燒ぶことばをば思ふやも 君
16
もっと見る
KEN
釧つく 人の手節の 凍え舞ふ 辛夷の冬芽 雪の止む朝
7
もっと見る
萱斎院
真木の屋に木の葉しぐれのやみはてて なほふる音はあられなりけり
7
もっと見る
うすべに
すれ違う車の屋根に雪帽子 白く北山近くにせまる
6
もっと見る
シダ
いたづらに枯れくさふみに野をありくあとは風よせ吹きてけすべし
3
もっと見る
[1]
<<
143
|
144
|
145
|
146
|
147
|
148
|
149
|
150
|
151
|
152
|
153
>>
[153]