さいおんのお気に入りの歌一覧
葛城
加古川の澱みに集ふ鳰鳥の背を弄るかな寒曉の風
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蔓葵
やよ時雨もの思ふ袖はよきて降れもみぢのうちに朽ちもこそすれ
10
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河のほとり
なかなかに移ろふよりもはかなきはさかりに消ゆる夢の花かな
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シダ
恨みにも倦みしこころも有にあらば浮き世もやがて空ろならまし
3
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シダ
空ろなり然も実もなき空の身の吐くは烟と空ごとばかり
1
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シダ
有に在りて思ふは空のことばかり空を思ふもまた有るゆゑか
2
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名鈴
月草の 移ろふ色に 消え侘びぬ 濃き紅の 衣にありしが
16
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卓
春立ちて 桜や梅に薫風を憧れつつも寒さ返りし
3
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音弥
天狼の輝き冴える冬空は矢の如く青き光り下せる
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吉野 鮎
司惜夜をしづやしづ降る細雪 濡らし給ふな 汝が振る袖を
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詠み人知らず
夜の船 夜釣りに垂らす 釣り針の 先に向かえば 不知火が招く
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ななかまど
抽斗に熟成させし言の葉が芽吹かぬままにひととせの過ぐ
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灰色猫
清かなる蛍のごとき憧れが飛びはじめしが夢になりしぞ
10
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音弥
むら消えの雪の下枝に温み取り猫は背中に浴びる冬麗
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シダ
吹くからにゆきてふ白の舞ひけるはなどはかなきやあてもしらまじ
1
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シダ
よる辺なく這ひぬうら葉に置く霜のつゆと消えては花も知らまじ
1
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ryotak
山里は冬ぞ寂しさまさりける静代もコロナかかると思へば
7
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葛城
淨璢璃の喉きかせむと慣らしをれば誰ぞ病むやと人の問ひけり
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桃山
朝毎に雪は新たに積りいて憎くも白く眼を覚ませゆく
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Chico
差し伸べる 花も葉もなき枝なれど鳥の憩へる明日を信じて
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