さいおんのお気に入りの歌一覧
トウジさん
闌の桜は散るまじあめもよに消残る妹との思い出もなほ
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詠み人知らず
苦しさのひと粒ずつを楽しもう 遊びだったと思えるくらい
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名鈴
雲居より 春のまほろば 見晴るかす 此処に勝れる 物見しもなし
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葛城
近場にて春の一日花に醉ひ朧月の下いとま乞ひぬる
11
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へし切
この時は 絶へて桜のなかりせば 人も宴に浮かることもなく
10
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へし切
はなやかに花はさかりにありなめど仄かに匂ふ色ぞまされる
13
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岩本菫
学校の友からもらった手紙に だいすきと書かれおり 吾子 出発
5
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千草
愚民化と世論誘導そのための装置となりぬテレビという箱
6
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橘
いにしえの数ある花の名所より我が家の枝垂れそればかりかな
7
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千草
陽を受けて喜び駆ける盲目の老犬が我娑婆に留めん
6
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名鈴
君思ひ 心に育つ 恋の花 深むる色を 君に見せばや
11
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御宿川蝉
夕桜 うぐいす啼いて散り急ぐ 薄暮の空ゆく十三夜月
6
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谷村思亜
壮絶に咲き誇りつつ壮絶というにはやさしき花の色かな
5
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艸介
「こころ」なる見えず触れぬ波の間に 揺られ今宵も行きつ戻りつ
4
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桃山
深山木のそれもこれもと山桜色もさまざま咲き競いゆく
14
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香風
水清く 白玉いだき 去る川は雨こひ待ちて もの寂しかるらん
5
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へし切
静まらぬはやり病の苦しみの 花のさかりを如何でか楽しむ
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やまざくら
紅枝垂 万朶の蕾 詠みしより 早ひと年や 籠り居の日々
7
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舞
ときとして羽ばたくこともなきままに翼朽ちゆく痛み沁みつつ
4
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名鈴
寝覚めては 君が手枕 求めつつ 冷えにし床を 探る春の夜
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