あゆかのお気に入りの歌一覧
秋日好
鈴なくし迷ふ小猫の足跡を荊の中に如何に見るべき
73
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紫草
母さんはかあさんだけどほんとはねそれだけでない顔を隠すの
95
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詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
184
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まあさ
自信家の君の内なるストレスを午前三時の歯軋りに知る
82
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藍子
一枚の紙切れだけどのし掛かる重さに耐えてる結婚届
27
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灰色猫
出来ることすべて成し終え伸べられるフォルトゥーナの白き手を待つ
16
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大獏
能動的な棋士たちが創る間隙 不意に蹴る球 攻めの共鳴
6
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己利善慮鬼
「冷たいね」そう言って夜風が吹く夏はギラギラ星はキラキラ
5
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児島白汀
恥多きわが人生も過ぎゆきて今は昔の夜半の月かな
7
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灰色猫
まだ暗きインディゴブルーに染まる朝わたしはきちんと荷造り終える
27
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むらさか
もうアカンつらいかなしいくるしいと咳するように言えたのならば
10
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舞
妻洗うタオルケットにくるまれば陽の香りする安らけき夜
29
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秋日好
「明日晴れる」御言葉終わりに近づいて使徒の祈りの欲しくも得られず
17
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詠み人知らず
菌一掃 効果抜群 鼻うがい 認識あるも やる勇気なし
11
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恣翁
横顔は 斜め後ろゆ射せる陽の 逆光線の中に埋もれぬ
25
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むらさか
何も無き日々折々にわきいづる君の名残をいかにとやせん
16
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みやこうまし
スーパーのレジの女性と会話して心安らぎ家路に向かう
23
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工藤吉生
Yシャツにとってのオレは第一に首のうしろの汚れたところ
8
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まあさ
雨音を 聞きつつコーヒー 淹れながら 今日なにしようか 考える朝
26
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朔夜
わたしには決して詠めぬ歌歌を心して読む日曜の朝
16
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