さいおんのお気に入りの歌一覧
水紫
わけもなく流れる涙尽き知らず外は晴れても心は村雨
6
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御宿川蝉
時置きし逢瀬に 乱れし黒髪の ひたいに落ちて 濡れてひかりぬ
7
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舞
吾もまたかくのごときか若者ら新たなスーツ背を正しつつ
8
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御宿川蝉
春の宵 月影おどる菜の花に 我もみだるる 風にまかせて
11
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蔓葵
繰り返しかへす衣の夢だにも昔を今にしづのをだまき
14
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河のほとり
定めなき心に空を見るときはおぼろにかすめ春の夜の月
12
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河のほとり
散りぬれば峰にいさよふ雲にのみ花のなごりの色ぞ見えたる
13
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名鈴
人の居ぬ 家は荒ぶらし 心有る 主に縁付け 浅茅生の宿
16
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河のほとり
うき雲は夜半のあらしに払われて高嶺の月の影ぞ澄みゆく
9
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舞
不可思議の深き色満つ摩周湖に抱かる者も哀しみに満つ
9
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御宿川蝉
花の散る夕べ哀しき朧月 山のうぐいす声も立てずば
8
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芳立
ただ一つ種を宿して歩む身よ生まれくる世は選び得ねども
5
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名鈴
君と見し 春の名残の 桜蕊 恋ひつつ赤み 降り積みにけり
17
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へし切
見わたせば色の千種に野の花は春はさかりと咲きにほふかな
16
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蔓葵
今朝見れば庭をさかりの芝桜しばしと惜しむ袖のしづくに
13
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KEN
ほとばしる 紅垂れかな 吹く風を 落ちる垂水の 匂ひと見せて
11
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詠み人知らず
雨が止み 桜の命 儚くて 道路に張り付く 花弁の涙
10
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御宿川蝉
離れても絶えぬ想ひを 消すがごと 花のふぶきに隠る面影
8
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名鈴
その花の 散らば果つべし この花も 契り深かる 連理の枝よ
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横井 信
またひとつ季節はめぐる道端のさつきが咲くも春の曇天
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