コタローのお気に入りの歌一覧
falcon
迫りくる軍靴のごとく海埋める土砂に潰れる小さな悲鳴
8
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falcon
夢やぶるエレキの響き選挙カー燃える連呼は灰を残せり
7
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源 漫
書の山に向かひて多く読まねども数多くすればひとときうれし
4
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源 漫
真昼日の南風やや入れば床に臥すわがからだ燃ゆわがこころ燃ゆ
4
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南美帆
離れ住む息子の誕生日は明日到着するよう手袋送る
5
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南美帆
春の海のたりのたりの君に逢ひ誰かを想ふ安らぎに觸れ
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南美帆
お揃いのビーチサンダル履いていたテトラポットで朝焼けの空
8
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南美帆
妻子ある人は対象外なのに少年野球の終わるのを待つ
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南美帆
作品の前で照れてる君を撮る石の中から生命を掘る
8
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工藤吉生
なぜこんな植物も知らないのかとうすらわらいだ吊るしてみよう
3
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桜田 武
家事の助けにと日々こなす食器洗い脚痺れても千金の値
5
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桜田 武
黄昏て花鳥友となりゆく日々話題の多くはカラスや庭花
6
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桜田 武
孫に教える紙飛行機粗けれど飛びそうな形我が頬緩む
11
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桜田 武
原爆慰霊の広島長崎あの惨禍戦後は永遠に終わらず
6
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桜田 武
庭隅に紫誇る紫陽花の今年は見えぬ寂しき夏よ
8
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つちだゆういち
和歌を詠む動機となりた君はもう遠く霞んで活字にならぬ
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松本直哉
誓ふなと主は言ひしゆゑ誓はずにともにくらしてはたとせあまり
3
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北窓
蝉の声降りしきる中墓参りもう三年いえまだ三年よ
8
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恣翁
夏の日の 雲の行き来を映しては 頻りに変わる山の色かな
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KEN
すずろなし 初秋にほふ 風ひとつ 朝陰草の 露を撫で行き
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