KENのお気に入りの歌一覧
横井 信
工場も眠りについたひと気ない冬の駅舎に灯りがともる
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名鈴
枝の梅は つぼめど君が 濃き衣は 薫りを加へ 正月を待つ
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滝川昌之
散髪屋 「良いお年を」と 店出れば 襟元に早や 新春の風
18
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うすべに
いつもならひっそり静まる路地の奥 ころがる声に雀おどろく
8
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舞
枯れ果てた泪いささか滲みくる傷へと沁みる酒の苦さよ
12
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うすべに
冬休み うすべにの空公園に一番星と子供らの声
11
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ななかまど
オミクロンじわりじわりとひろがりて冬枯れの風むねを吹き抜く
10
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へし切
散り落ちて なほも姿は美しく 吾も生きたし侘助のごと
21
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名鈴
降り積もる 白雪照らす 朝日影 夜の辛さを ほの紛らはす
24
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葛城
冬耕の跡に降りたる初雪にはからずも田畑洋菓子となり
16
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ひげじぃ
北国の霜夜に裂くる立木あり 羽毛袢纏老母に送りき
16
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舞
雪道を 先に踏みしめ 手を引いて 子を歩ませる 母の背の雪
18
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舞
手を引いて子の先をゆく母の背の子は子どもなり雪を気遣い
8
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滝川昌之
昼前に仕事納めて帰省へとリゾートへと笑む若手見送る
11
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茂作
こぼれ落ち水はポンプを驅け巡り あぶくとなりて金魚と遊ぶ
13
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うすべに
ただ赤い 小雪舞い散る灰色の空のかたすみ さざんかの花
11
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ながさき
妙法の 久遠の友よ 咲き薫れ 幸の凱歌を 蓮華の如く
15
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横井 信
あたらしく舗道に積もる雪を踏みひと足早い休みを思う
12
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へし切
夜の闇に眠るを知らず プラントの 息衝く灯火 暮らしの明かり
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ななかまど
丑年の気象は荒れて記録的洪水熱波暮れには寒波
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