ななかまどのお気に入りの歌一覧
うすべに
とつ国の言葉にひるまずおじぎする いにしえよりの古都のならいか
14
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横井 信
枯れ草を踏み締め歩く冬の野で風に耐えてる小さなみどり
13
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杜鵑草
事無きはかくあるべしと思ひしむ家群の灯のともる夕暮
16
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さえね
どうしようもなく明日になるのが怖いから夜が明けない魔法をかける
8
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継海
県外のナンバー揃う境内や石太鼓橋モノクロの空
4
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桜園
冬の海夕日の水面を照らす頃かもめ飛びかふ弧を描きて
11
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桜園
薬膳を食し落ち着くわが身体くこの実ひとつ輝きて見ゆ
6
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渡 弘道
歌を忘れたカナリヤ届け出す還暦を前に空いてる二階
4
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茂作
鳥ながら人に意地はるカラスかな 寄れどなかなか逃げぬふりして
15
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舞
雪原に飢えて一匹痩せ鴉雪へ染まらぬ射干玉の羽
12
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音蔵 雅秀
凄まじく科学技術は進歩せど 人の進化は遅々と進まず
3
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音蔵 雅秀
金龍と鳳凰共に天空を 飛翔し来たり 龍鳳呈祥
4
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へし切
震災と隣り合わせの原発に「安全神話?」押して知るべし
7
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波端
ストウヴと疊の匂ひに在りし日のふるさとびとの面影ぞ立つ
10
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トウジさん
一椀に余した汁をすすり飲む味噌の香嬉し節より旨し
7
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へし切
初春の朝の陽ざしはやはらかに 凍るこころを溶かしけるかも
15
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痴光山
光散らし鴨五羽みぎわへ上り立ち 冬日の中に顔を背に乗す
7
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滝川昌之
明日は置く雑煮の滲みた祝箸 賀状の返信出して出勤
19
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うすべに
にらみ鯛 骨だけになる三が日 出番はまだあるあすの雑炊
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秋蒔こむぎ
そっと手を続く大地のその先へどうかどうかと願うことしか
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