音弥のお気に入りの歌一覧
び わ
烏瓜家の中にも冬景色花瓶の中に世界を広げ
7
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舞
ひとり酒昔し偲べば玉手箱開けたきほどの寒き冬の夜
5
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緒川みるな
歳の瀬にジングルベルの曲すなり一字足りぬがメリクリスマス
3
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水紫
階段を駆ける足音驚かす慌てて閉じる手元の画面
1
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KEN
夕影に 明日のその身を 悟るかは 雪の堤に 座禪の逹磨
9
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KEN
掻き積まれ 羅漢のごとき 形なり 道脇の雪 泥土に汚るも
12
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葛城
立ち渡る小江のあさぎり遠見れば集く冬鳥いまだ目覺めず
9
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葛城
幾百てふ夏に變はらず鳴く蝉の聲の繁きに今朝も目覺めぬ
10
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住川幸
南国の色をしており浴槽に浮かべた柚子も沈めた柚子も
7
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舞
「ねぷた」小屋 立たぬ空き地に蝉の声虚しく過ぎて雪降り積もる
6
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ながさき
生命が 永遠なれば 「生」と「死」は 表と裏の ひとつの姿
11
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名鈴
儺遣ひの 後の逢瀬を 頼みにし 今より弓矢で 鬼払ひたし
17
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夕夏
とんねるのゆうすいりょうでちんかがおこるくみだされたるりろんみず
3
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葛城
いにしへゆ流れこしたりさやかなる川ぞ育む土をも人も
9
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葛城
逍遙の岸に川面の白鳥の身を隱すべし霧ぞ立ちたる
14
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葛城
川岸に夕陰草の色褪せて雪に萎れし冬枯れの道
12
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名鈴
今宵より 長かる夜は なかりけり 朝もどかしく 待つ侘び寝かな
12
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KEN
邪鬼蹈みし あうら凍えん 毘沙門天 雪に夕闇 帳の下りて
12
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滝川昌之
明けぬ夜のヘッドライトに避けられて冬至早朝出勤つらし
17
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朔夜
銀色の河に北斗の柄杓入れ酌めど飽くなき詩心の珠
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