夢士のお気に入りの歌一覧
矢車菊
飛ぶための羽根をもつより 詠むための万の言の葉もつほうがいい
15
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矢車菊
きらきらと言葉にならぬ言の葉のあふれる草に自転車倒し
13
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へし切
風そよぐはつ夏の空なほ青く若葉輝き生気の満つる
31
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葱りんと
列島の其処此処にいる詠み人が 織る花景色 色香に遊ぶ
15
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葱りんと
一瞬で評価割り付く世の中で それを無視すは 勇気か無謀か
8
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葱りんと
タンポポの花束笑顔で差し出して 「お母さん好き」私も好きだよ
62
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詠み人知らず
しろたへの衣や干すと見るままに春を隔つる卯の花の垣
10
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舞
道ばたの ひと 名もしらぬ 諸草の 踏まれても また 今日も 咲かせる
16
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恣翁
カーテンに 芭蕉の緑透きて見え 午睡の後の梅酒 酸留む
21
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秋日好
逸れている心を感じるかのように夕食作って寝にいく夫
17
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ミミンガ
振り向かず駆けて行く子を見送れば少し寂しい五月の朝かな
23
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詠み人知らず
おかわりをせぬようになりお茶碗も年老いて見ゆ父の夕餉よ
18
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林林
「行ってらっしゃい」声揃ったね笑い合うあなたは北へ私は南
21
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もなca
見上げればひかりに映えて濃くあわく繁る緑のちからみなぎる
21
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コーヤ
富士仰ぐ山のホテルのツツジ花背丈遥かに越えて連なり
15
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詠み人知らず
苔のむす石灯籠がつらなりぬ松の枝葉のかげる参道
21
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みなま
うぐいすの読経に合わせ声張りて墓石に響かす 今日三回忌
13
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詠み人知らず
遠い夏君と歩いた田舎道 青い匂いの麦わら帽子
24
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浅草大将
何はにやうばらの道を人は行き此処にみやこの夢のまた夢
9
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ミミンガ
孤独とは友がいないことでなく 自分を嫌う自分がいること
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