夢士のお気に入りの歌一覧
矢車菊
愛された記憶とそして幸せはずっとあとから追いついてくる
13
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詠み人知らず
籠盛りのトマトがやけに赤くって何だか嬉しい夏色の午後
23
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桜園
山裾の氏神様に手あわせば心のすっとすみわたりたり
22
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ミミンガ
小さな手 大切そうに 持ち帰り そっと開けば 泥団子
21
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守乃みさと.
スパイクが水しぶきあげ奪い取る 今だ決めるぜイナズマシュート
13
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栞
姪たちにせがまれて作るカルピスの甘い香りで夏が始まる
29
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へし切
山怒り 大地は揺れる日の本に住まふ僕らは 何 為し得よう
21
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舞
巣に何羽子の待ち居るか一筋に風切りて飛ぶつばくろめゆく
17
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由縁
キジバトの愛のささやき寝床にてゆるり聞く朝結婚記念日
15
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コーヤ
風薫る香に誘われて坂道を軽やかに駆けゆりの花咲く
21
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詠み人知らず
うつむきて詫びる姿の露草は青空見上ぐ花に憧がる
22
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西村 由佳里
つり橋を渡ったはるか遠い日は陽に照らされたさざ波のよう
8
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もなca
幾たびも幾たびも呼ばれ乳飲み子はそれが名前と気付く初夏の日
26
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林林
半分の月が夜空を照らしをり頑張ってるね、そっと呟く
22
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ミミンガ
初夏の風 青葉を揺らし 戯れる 黄色い帽子 賑やかな声
14
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へし切
淋しいとひとり夜空を見上げれば 弓張りの月 微笑むようで
32
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光源氏
露の世に命永らふこともなし半ばの月の平家語りに
17
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詠み人知らず
幼虫は黄色き角が突き出せどさなぎで失せて揚羽蝶にと
9
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河のほとり
わが宿は思ひも繁く住みなしてかよふ道なき夏草の底
16
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詠み人知らず
押入れのなかにひそんだかくれんぼ狭くて入れぬ大人になりぬ
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