滝川昌之のお気に入りの歌一覧
KEN
藥師寺の 沙羅も濡れなむ 五月雨に たづみに写る 燈影に思ふ
11
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夕夏
じったいがあるぜんていととうべんすじったいちょうさせんていひっす
4
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うすべに
時をこえきつつき叩く森の道 明日は梅雨入り乾いた木の根
8
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ケンイチ
約束は等価値なのだと思ってたニュースで梅雨のはじまりを聞く
9
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可不可
ずぶ濡れて見つめ合っても良かったが 今日は予報で傘を持ってた
9
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荒野のペンギン
駅までの 相合傘の 思い出を 雨の匂いが 蘇らせるの
9
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ななかまど
うつしみの必滅思う友の忌に梅雨闇ふかく冴える雨音
9
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行宮偏(仮之名)
六月の朝六月の日差し六月の花手に六月の傘
5
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里香
真青なる 空に真白の くも映えて 汗にはりつく 髪あそぶ風
6
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舞
髪あげし女のうなじ白あやめ咲くにも似たる佳き立ち姿
7
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恣翁
蛇の鱗のごとく 常葉すら 湿気の重みに堪へずて震ふ
11
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吉野 鮎
高野連粹な計らひ球兒らの彈ける笑顏 驅け巡る希望
10
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名鈴
木造りの 学び舎からの 帰り道 水張田に探す 兜蝦たち
9
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みっさん
我が長所短所もすべて我が母の生き写しぞと母偲ぶかな
2
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び わ
聴こえない少しの苦労楽しみに知恵を絞りて手話の道
5
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KEN
樅の木は 枯れて怒れる 修羅のやう 萬歳樂と 名の附く山で
11
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千野鶴子
ずいぶんと遠くに来たなと独り言つ蛙の声の聞こえぬ街で
5
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横井 信
梅雨入りの湿気った風の挨拶にはげしい雨の予報がはしる
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青緒
多分僕、あの人のことが好きなんだ 「多分」と心を盾で覆って
10
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夕夏
でんしかをすいしんするならめいわくめーるのしょざいとくていせねば
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