詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みなま
子に問われ若かりし日の父のこと話して聞かす声色まねて
18
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月虹
食べ頃の果実みたいな恋だから豊潤な時に満たされてゆく
27
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舞
妖精の密める花の咲く森に迷いて眠る君を探しに
7
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灰色猫
由緒ある 神社で求めた お守りに 祈り吹き込む あなたを守って
23
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三日月
黄金の木立を抜けつつその先の 君待つ場所まで 落ち葉踏みしめ
10
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工藤吉生
金属をもろに叩いた鐘が鳴り広場も人もひと飲みにした
7
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秋日好
書いてみる しゃべれなくてもわかってるそんな事柄どんどん出て来る
8
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桜田 武
初雪に地の肌白き朝ぼらけ冬迫り来ると武者震いす
4
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桜田 武
銀杏の葉積もる散歩道犬わきに妻果実拾い収穫に酔う
5
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《空》
今晩も連絡を待ち、一人きり 温めてくれるのは紅茶だけ
5
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河のほとり
群すすき木枯らしはただ音づれて月のくもりを払ふともなし
9
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淡 深波
玉櫛笥秋は秋草秋時雨 かれぬるまでを君と輝く
5
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詠み人知らず
寝付けぬ夜 頭の中が君だらけ 声に出さずに好きと叫ぶよ
5
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笑能子
彼是の疑心暗鬼の出所はそもそも思う心の中で
3
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矢車菊
美しき詩を書くための鉛筆の柔らかき芯とがらせておく
4
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月虹
唇を寄せる速さで近づいて奪い去りたい君のバランス
27
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ながさき
「平和主義」、「教育主義」、「文化主義」 その根源は、「人間主義」と
10
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紫苑
唇のしらしらあけにさまよへる生クリームの白つむぐまなざし
10
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紹益
立冬を 迎え冷たく 雨が降る ひときわ辛い 今日の仕事は
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みやこうまし
「認知」とう非日常が日常になるかも知れぬ老いの危うさ
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