河のほとりのお気に入りの歌一覧
秋日好
忘られで妬ましものは里親の空回りする「好き惜しみ」かな
15
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秋日好
敗戦を独立記念と祝う人 外に数多にあること思いて
16
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ながさき
地球上 言語や肌色 ちがひあれ 生きとし生ける 尊き生命
22
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ながさき
一念は 十個の想ひに 区分され 地獄の心 仏の心へ
24
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ながさき
妙法は 師子吼の如し いかような 病ありとも 障りとならじ
24
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ながさき
幼稚なる 脅迫まがひの 売り言葉 それに応じる 能無し指揮官
23
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ながさき
屋久杉の 命は千年 尽きずして 天空までも 伸びんとす
30
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恣翁
赤魚を食みつや 吾子のぬたうつを 診し医家 長者の病と言いけり
15
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恣翁
過ぎむずる 身を焼きし季を惜しむがに 鶏頭 空しく血を吐けるかな
16
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恣翁
花の色に目移りにけりて 悪戯に 我見よがしに振るな 召す女を
18
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恣翁
尾根を越え シャツもパンツも染めつなる インディゴブルーの風の吹きたり
19
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石川順一
傷を負う前の深夜に読んで居た平将門首塚伝説
6
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石川順一
木に登る蜥蜴は直ぐに降りて来る薔薇は伐られて検知器変わる
12
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石川順一
エビフライ中山明を読んで居る第一歌集の猫の短歌を
16
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灰色猫
響きあう言の葉たちを紡ぐべくわたしはひとり心に潜る
26
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灰色猫
君となら打たれ死んでもかまわない愛しい鼓動は遠雷に似て
20
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灰色猫
微睡んであなたの腕で聞いていたひぐらしたちは夏の幻
23
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灰色猫
かなかなとひとつふたつと風鈴を割っては響くひぐらしの声
27
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へし切
蝉しぐれ集くばかりの声もなく静かに盆の迎え火をたく
27
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へし切
湯につかり夜のしじまに蟋蟀の鳴く音も清かに秋の声聞く
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