うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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よひら
ゴールデンリトリバーの道を往く尾が揺れるたび皆が笑顔に
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よひら
重力に逆らうことなく滝の落つその潔さ我に与えよ
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び わ
野菜食べヒヨドリが鳴くチチチチチ木守の柿が上から見詰め
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舞
雨雪をとってくれじゃと妹を賢治の詠う雨雪の降る
9
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茂作
戸惑ひて迷ひて落ちる枯れ葉かな つぎの木の葉を誘ひて落ちる
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灰色猫
希望って産まれたばかりのうみがめの波際までの旅立ちみたい
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詠み人知らず
慈しむ 心を片手に 抱きしめて 生まれ変わりも 夫婦でいよう
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詠み人知らず
労いと 感謝込めて お疲れを コップ傾け 乾杯と笑み
5
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詠み人知らず
去り行けど 花の散らぬ 冬の花 家にこもりし 名前を調べ
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詠み人知らず
バスに乗り 降りいく先の 紅葉に 小さく叫ぶ 木々の揺れ音
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詠み人知らず
語るべき 時が目の前 淡々と 旦那の言葉に 涙溢れて
2
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夕夏
ガブガブと一気飲みする喉ごしとすすりひろがる水を味わう
0
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睡密堂
本棚の銀河鉄道の夜には一番綺麗なしおりを挟む
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灰色猫
雪辱のゆきの部分を溶かしゆく人肌くらいになれますように
10
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継海
妹背負ふ姉も幼子笑顏見せ突然の雨濡れたサンダル
3
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横井 信
暖冬の予想を聞いた夜だけど今日からひとつ重ねる毛布
10
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うすべに
炊きたてのむかごごはんの懐かしく ねばる自然薯しょうゆの香り
11
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ななかまど
炊き立てに自然薯あればこれまでになき幸せな一椀となる
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うすべに
冬ざれの気配におののく野のはての 小屋の屋根から顔出す木守
10
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草木藍
葉の落ちた枝の向こうの薄い青ちぎれた雲に冬の訪れ
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