うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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山本克夫
雨から雪にかわる静けさに ああ 耳をすまして動けず
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山本克夫
曇りから雨にかわる感情に手にした傘は まだ させないでいる
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紫苑
雑踏に流れる哀歌 ちりちりと沁みる傷口抱いて動けず
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みやた〜
照らされて観音様のよこがおにつたう涙の味あたたかく
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みやた〜
ハッスルは無酸素運動だからです一晩中つづかないエイエイオー
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みやた〜
透過光みだれておなじ水中のきみ願わくば少しの呼気を
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カラクリ翁
午前二時 家追われてみれば 雪景色 始発を待つよコンビニで
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カラクリ翁
またいつか会おうと言えど二人とも二度と合わぬを知りながら
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カラクリ翁
書き初めをあの子の裸に書く夢を初夢で見る我ぞ悲しき
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８月２４日生まれ
冬の雨 痛く冷たく寂しくて 何もいいことなさそうな朝
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志慧
陽に焼けたページをひとつ捲るたび変質してく いま図書館で
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笑能子
軍配は君が心に在ると知れ世間の尺の力に拠らず
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風桜
ふわふわのまっしろ雲を見ていたらなんだかとてもお腹がへった
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タイベリアス
しんしんとふりつむ降りつむ暗闇に二十ワットの明かりで読書
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風桜
ちんちろり不思議な音色ちんちろりどこぞの音やちんちろりりん
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風桜
春に咲き儚く散るは桜花なりわずかな時で美しく咲け
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志慧
ケータイの自動電源オフ機能どこかで鳩が飛ぶ夜一時
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志慧
厚紙に錐で落とした星たちが君の瞳に虫食いのごと
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志慧
五百歳の婆が俺に問いかける おまえの寿命は幾つだろうね
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佐千加
舌の上ゆっくりなめて溶かしてくトローチみたいな僕らの関係
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