うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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只野ハル
帰京する 君を見送る 人の無く 仮の住まいと 思いし故に
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茶柱大福
雑踏で 払いたる手に 蜘蛛の糸 犍侘多の糸 すでに我にと
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タイベリアス
肥え太る上弦の月に比例してわれの腹までまるくなりゆく
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只野ハル
この世界 明日で終ると 知るならば 最後の一首 うたのわに書く
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詠み人知らず
仕事辞め 気のみ気のまま一人旅 愛知の漁師にめちゃ怒られた
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詠み人知らず
仕事辞め 気のみ気のまま一人旅 博多の夫婦に愚痴聞かされた
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詠み人知らず
仕事辞め 気のみ気のまま一人旅 鳥取砂丘で足をくじいた
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詠み人知らず
仕事辞め 気のみ気のまま一人旅 恐山が怖くなかった
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斉藤沙魚
人類の滅びる日が来ても赤信号守りむ男よさらば
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車男
冷めやすき 我が性なれど 歌詠むを 続けられおり うたのわの中
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リンダ
拒否しても居ないと辛い厄介な感情湧くのが恋というもの
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リンダ
破られた社長の給与明細は吾と変わらぬ額の少なさ
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リンダ
新しいカレンダー吊りて振り返る倒産騒ぎも笑って終わろう
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東大寺
摩周には 風と光と 雲と霧 神の息吹が わたしを包む
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仁 呼
伊勢路きて 日の出拜むや めをと岩 あきも過ぎたり ふゆ來れば佳し
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仁 呼
あの方は 無事か元氣か笑顏かと 歌詠まぬ日の 有れば氣になり
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只野ハル
窓の外小雪のち小糠雨 泣くように 淡き想いが溶け行くように
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浅草大将
行き暮れて凍る汀の仮寝にもつばさ重ぬる旅の鴛鴦
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京都次郎
さらさらと 紡ぎだされる 言の葉よ すうつとあたまへ 浸透していく
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京都次郎
じつとみて 性格を知り 名前つけ だんだんなれる 不思議なものだ
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