うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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渡邉はるき
明くるとはなほ知りながら微睡みて鳥の音もなき春のあけぼの
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栞
この一年なかったことにしてみたく十二センチの髪の毛を切る
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ほたる
五月闇が 胸をゆるりと締め付ける わたしを引き寄せ守ってください
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ほたる
坂上の葉桜緑見上げれば 木洩れ日射して 素直な喜び
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じゆん
ａｄｉｄａｓのａとｓとが擦り減ってｄｉｄａとなりしは不屈の男
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詠み人知らず
月明かりビル取り壊しの跡がらんとパワーショベルは砂丘の夢を見る
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月子
おぼろ夜に 三日月みつめ 明日からの 満つゆくさまに 春の訪れ
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月子
散りぎわの 桜樹見上げ あわ蒼く うつろう空に 儚く想いて
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月子
満開の 春色花に 魅入られて 我もと想う 凛としたさま
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月子
鳴らないと知りつつ見やるケイタイに 嵐の夜が更けてゆく
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からえ
正直に云うと理由はあるけれどなんかうれしいなんかかなしい
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宙（そら）
雨の中 想いを洗い 流すまで 天を仰ぎ見 頬伝う微雨
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只野ハル
どうしたら出逢えるだろうわかりあえるかも知れない人どうしたら
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只野ハル
歩いてくランドセルを見送る母親握りしめた手口元に
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只野ハル
入学式一年生がかわいいと二年生が作文に
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只野ハル
消せない過去を思い出さない事で生きていられると気付けばいい
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只野ハル
朝の来ぬ夜はなけれど暮れゆけば今宵も闇に思い沈みぬ
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メイ美
香水も華道もピアノのお稽古も好きな人まで真似するなんて
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メイ美
シャーペンの先で突つかれるような幼馴染みの憎まれ口は
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久地宗吾
寂寥と書いてみて空しさつよめる何さすでもない缶のふでたて
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